Browser なら Native も 〜 Shell App SDK のご紹介 〜

こんにちは。テクニカルコンサルティンググループのチョイです。

今回は、Mobage Shell App SDK について紹介したいと思います。


Shell App SDK とは、過去にこちらのブログでも何回か取り上げられた NBPF の設計思想に従って Mobage JS SDK を利用してつくられた Smartphone Browser 向けの Web ゲームを、簡単に Native アプリとしてパッケージできる SDK です。もちろん、パッケージされたアプリは App Store や Google Play Store からリリースすることができます!

Smartphone Browser からも Native アプリからも同じゲームで遊べます

Smartphone Browser からも Native アプリからも同じゲームで遊べます

また、Shell App SDK は単純に Web ゲームを WebView で表示し周りの UI を Native 部品で作成するだけのシンプルなものではなく、Native アプリとしての機能拡張もできるように設計されています。

 

 

■機能概要

Shell App SDK では以下の機能が利用できます。

  1. Mobage JS SDK が提供する全機能 (一部 Native 向けに不要な機能をのぞく)
  2. かんたん会員登録機能 (iOS のみ)
  3. IAB によるモバコイン購入機能 (Android のみ)
  4. IAP によるゲーム内通貨の購入 (iOS のみ)
  5. Remote Notification API
  6. JavaScript から Native 側の機能を呼び出せるようにカスタム拡張できる機能(ブリッジ機能)

特に、6. の JavaScript / Native 間でのブリッジ機能は強力で、それを利用することで Native 機能を呼び出す独自の JavaScript API を実装することができます。実際、Shell App SDK に同梱されているテンプレートプロジェクトにこの仕組を利用して Native によるサウンド機能が実装されています。

このほかにも、アプリのバージョンアップデートをユーザ様に通知する機能も備えており、最新バージョンへの任意アップデートや深刻な問題がみつかったバージョンからの強制アップデートなど場合によって使い分けることもできます。

 

 

■開発工数について

簡単といえども、開発者にとってはやはり実際の開発工数は気になりますよね。

上記機能概要で紹介したように、基本必須な機能はしっかり提供されていますので、開発者が行わなければいけないことはたとえば下記だけになります。

  • Shell App SDK の理解
  • Mobage Developers Japan(ログイン必要)での各種情報登録
  • 既存 JS SDK で開発されたゲームとのつなぎこみ
  • Native 側の UI 画像、音声などのアセット用意
  • アセットの組み込み

 

 

参考リンク

以上、簡単でしたが Shell App SDK の紹介でした。詳しくは Mobage Documentation Center にある下記ドキュメントを参照してください。

 

また、そもそも NBPF や JS SDK はなんぞやという方には、下記のリンクを一読していただければと思います。

 

■最後に

モバイルブラウザゲームの Shell App(ガワネイティブ)で他のネイティブアプリと勝負するには、ユーザーに他のネイティブアプリと比較されるため、サウンドや画質などある程度リッチなコンテンツが求められます。

前回の記事「Browser or Native? → Next Browser Platform!」で風早が提案したことの再掲になりますが、そうした表現が実現しやすくなったNBPF向けに、クオリティを追求して開発したコンテンツこそ、低工数で複数のデバイス/OSに展開していきましょう!