Browser or Native? → Next Browser Platform!

はじめましての方もいつもお世話になっている方もこんにちは!

NBPF(Next Browser Platform)のビジネス周りの責任者をしている風早です。

 

先日、NBPFセミナーで100名近くのゲーム開発会社の皆様の前で説明会を開催させていただいたのですが(ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!)、 当日参加できなかった皆様や、何かのきっかけでこのブログをのぞいたり興味をもってくださった方向けに、今日はNBPF向けにゲームを開発することのビジネスメリットをお伝えさせていただき、新作ゲームの開発手段の候補にしていただけると幸いです。

【NBPFとは】

はじめに、NBPFってなんやねん!という方もそうでない方も、まずは以下を参照いただけるとわかりやすいかもしれません。

 

ブラウザプラットフォームの未来について~NBPFとは何か~

NBPFのコアアーキテクチャ概観

JS SDK ホームスクリーンアイコン機能が生まれるまで -NBPF 構想の小さなピース

 

今回は3話にわたるNBPF特集を!とのことなので、私からは改めてビジネス面でNBPFによって変わるこれまでとの違いと、ポイントをご説明いたします。

また、最後のパートでNBPF向けのゲーム開発とNativeのゲーム開発のメリット・デメリットもまとめていますので、お見逃しなく!

さて、早速ですが以下スライドをご覧ください。

 

NBPFのゲーム開発における大きな変更点に関しては、以前zigorouさんのブログでご説明させていただきましたが、ビジネス観点では大きく4点のメリットがございますので、それらをご紹介させていただきます。


【メリット①Game install】


従来のMobage向けのゲームへの誘導は、Mobage内の新着等からの誘導や、Mobage内有償プロモーションメニュー、AMoAdをはじめとした外部のアドネットワークからの誘導、TVCMなどが主な手段でしたが、NBPFによる「独自ドメイン+ID連携の実現」によって、Mobage外からのユーザー獲得が促進されます。


また、当社ではShellApp(※1)と呼んでいるWebViewアプリ(俗にいうガワネイティブ)を、NBPF向けに開発したブラウザタイトルと同時リリースしたり、PCやタブレットへの展開をしていくことで、デバイスとOSを横断した全方位的な集客を実現します。


以下のイメージ図を参考にもう少し具体的なお話をすると、従来の仕組みだとMobage外のユーザーにリーチしようとした際に、Mobage非会員の場合はアクセスした際にMobage会員登録が促され、ゲーム開始までの離脱の要因となっていましたが、ログインを任意化してゲームプレイの開始タイミングを後ろ倒すことでMobage非会員でもゲームを即時にプレイすることが可能になります。また、アプリのようにDLが不要な点も、ユーザー獲得の強みになると考えます。


ゲーム性にもよりますが、SNSでの拡散を行ったり、事前登録のドメインとゲームのドメインを同一にすることで、よりユーザー獲得の取りこぼしの少ないマーケティングが行えるようになります。

(※1)NBPFのShellAppSDKは今冬リリース予定です。 (※2)イメージであり、具体的な集客方法については事前にご相談させていただきます。 (※3)Yahoo!Mobageからの誘導は調整中です。(2014年10月20日現在)

(※1)NBPFのShellAppSDKは今冬リリース予定です。
(※2)イメージであり、具体的な集客方法については事前にご相談させていただきます。
(※3)Yahoo!Mobageからの誘導は調整中です。(2014年10月20日現在)

【メリット②Marketplace】

次に、収益機会(デバイス/OS)の拡大についてご説明いたします。

今まではMobage向けにブラウザタイトルをリリースする際は、

・FP(フィーチャーフォン)+SP(スマートフォン)

の2デバイスに向けて、Mobageブラウザ内(もしくは他プラットフォーム)に展開してきましたが、
今後NBPFでの展開は、

・SP(スマートフォンウェブ)+App+PC/タブレット

の複数デバイス×複数PF(モバイルWeb、Appstore/GooglePlayのアプリマーケット、PC/タブレットマーケット)向けに展開をしていき、面を拡大させてユーザーリーチを広げ、収益最大化を実現させることが可能になります。

モバイルブラウザゲームのShellApp(ガワネイティブ)で他のネイティブアプリと勝負するには、ユーザーに他のネイティブアプリと比較されるため、サウンドや画質などある程度リッチなコンテンツが求められますが、リッチな表現が実現しやすくなったNBPF向けに、クオリティを追求して開発することで、低工数で複数のデバイス/OSに展開し、売上の最大化を実現させます。

 

【メリット③Rich Contents】

②でNBPFではリッチな表現が実現しやすくなると記載しましたが、具体的にはプロキシサーバーを通さないことで描画速度も向上するため、サウンドや画質面ではユーザーに対してネイティブに劣らないクオリティのコンテンツを提供させることが可能になります。

 

また、逆に言うとアプリマーケットで売上最大化するためにも、UI/UXのリッチ化は重要な要素になるため、ブラウザゲームを開発する上で、「これをアプリマーケットに展開しても勝負できるか?」という視線でのUI/UX作りが非常に重要なポイントとなります。

【メリット④その他】

NBPFによって、審査基準も今までと異なります。

詳細はお伝え出来ませんが、アプリマーケットで通るものがMobageで通らないということはないようになっている点と、独自ドメイン+ログインのタイミングを「課金直前orSNS機能を利用する直前」にすることで、異なる審査基準もございますので、営業担当にお問い合わせくださいませ。

【NBPFでのゲーム開発とNativeでのゲーム開発のメリット・デメリット】

ここまでNBPFのビジネスメリットを整理してご説明させていただきましたが、今後のタイトル開発をNativeに振り切る!ブラウザに振り切る!という議論ではなく、それぞれのメリットがあるため、経営状況や市況に合わせて柔軟に対応することが重要だと考えております。

パズドラやモンストのような大ヒットは、ブラウザタイトルからは出ていないのが現状ですが(とはいえ月数億円の売上をあげているコンテンツは引き続き出ております)、ハズレリスクの低さや、過去の

資産を活かせるという意味も含め、手堅いヒットで足元の収益を固める手段としてNBPFでのゲーム開発を是非ご検討ください。

 

【まとめ】

さて、いくつかのポイントをご説明させていただきましたが、最後に改めて以下の重要点をメッセージとして記載いたします。

 

・NBPF向けにリッチなゲームを開発することで、独自ドメインやログイン任意化、ShellApp(ガワネイティブ)の対応によってユーザー獲得がしやすくなる

・1ソースでモバイル/PC/タブレットのデバイスで、Web/Appそれぞれのユーザーに向けてリーチが可能になり、収益機会の最大化が見込める

・Web系ゲームを開発してきた会社にとっては、Nativeと比較してハズレリスクの低さが魅力

 

いかがでしたでしょうか?

ご興味がある方はいつでもお問い合わせ(パートナー様はこちらから)いただければと思いますので、ご連絡お待ちしております!マーケティング、企画、インフラ等技術支援含めてサポートさせていただきます。

 

これからもゲーム業界を盛り上げていけるよう、そして来たるべきWeb回帰の時代に向けて当社としても準備を怠らず、各方面の皆様と色んな角度からご一緒できればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします!