「あなたのアプリは大丈夫?」~アプリ開発でおさえたい4つのポイント~

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こんにちは、STMZです。雪が舞う寒い日が続いておりますが、皆様体調など崩されてませんか?

先日、私は熱が39度まで上がり、結果インフルエンザの菌は検出されなかったのですが、個人的に生死をさまよった気分でした。

スマホのアプリも、人間も、突然クラッシュしたり発熱したりするので、普段からきっちりメンテナンスすることが重要ですね。

 

さて、今回は、アプリのプロモーションを最大化するために普段から当社内製ゲーム開発チームに啓蒙している開発時の注意点を少しご紹介したいと思います。

起動速度が命

アプリのリリース直後というのは、集客においてアプリの成否を占う非常に重要な時期です。大抵のアプリはCPI広告などを中心に集客を開始するのですが、この時にとても重要なのがアプリの起動速度です。とあるiOSタイトルの以下の数字を見てください。

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phase1_exit_rateというのは、アプリが起動してからユーザが最初に操作可能になる時点までで離脱してしまったユーザの割合です。phase2_exit_rateは、ユーザがその後タップなりの操作をせずに離脱してしまったユーザの割合です。

見ての通り、9/27以降には、10%以上起動時に離脱していたのが、数%まで改善しています。ここで何をしたかというと、アプリが起動してユーザが操作可能になるまでの起動時間が10秒以上かかっていたのを5秒程度に縮めただけです。

この数字が示しているのは、起動時間を5秒程度にしておかないと、ユーザは大量に離脱してしまいますので、細心の注意を払って開発する必要があるということです。特にiOSのユーザはせっかちなのか、Androidよりもこの傾向が顕著に出ます。

開発時に何も意識していないと、あれも必要、これも必要と、起動時にサーバーと何回も通信してしまい、「connecting...」と表示して放置してしまうというのがアンチパターンです。可能であれば、初回起動時には通信は1回で非同期、もしくは通信せずにチュートリアルぐらいまではできたほうがベターです。

 

アプリも人間も第一印象が重要ですね。

 

レジューム速度も実は重要

先ほど書きましたが、リリース直前になるとプロモーションも視野にいれてCPI広告のSDKなど入れたりすることがよくあります。このCPI広告のSDKは、起動時にブラウザを立ち上げて広告の成果をトラッキングし、アプリに戻ってくる遷移をすることがよくあります。

ブラウザからアプリに戻ってくる時に走るのがレジューム処理です。起動速度はがんばってチューニングしていたんだが、レジューム処理が走ると、そこでサーバーと無駄な通信をしてしまう、アプリのリソースの読み込み処理が再度始まってしまう、タイミングによってはフリーズ??などして、結果的にユーザを待たせてしまうこともあります。そうならないように早めに広告のSDKは入れておいてテストしたほうがよいかもしれません。

UnityやCocos2dxなどのエンジンを使っていると、OpenGLのテクスチャーの再ロード処理がボトルネックになったりもするので、難しいですがうまくチューニングする努力も必要になってきます。これは、我々も日々苦戦しています。

 

アプリも人間も切り替えの早さが重要ですね。

 

アプリサイズとリソースダウンロード

リッチなアプリになればなるほど、アプリのサイズは大きくなるもので、追加リソースのダウンロードは避けられません。また、ソーシャルゲームの場合は、頻繁にリソースの更新も必要になってくるでしょう。ここで意識しなければならないのが、アプリサイズとリソースダウンロードのタイミングと演出です。

アプリサイズについては、ご存知のように、Wi-fiダウンロードにならないギリギリのラインを狙いましょう。AppStoreならば100MB、Google Playは50MBです。

  • Wi-fiダウンロードになってしまうとそもそもダウンロードされず、ストアのランキングが上がりにくくなってしまい不利

  • 3GやLTEであってもOSレベルでバックグラウンドダウンロードしたほうがユーザは快適で離脱しない

というのが理由です。

早くGoogle Playも100MBまで上限を上げてほしいものです。

なるべくアプリ本体に初期のリソースを詰め込んで、チュートリアルぐらいは、リソースダウンロードなしでプレイできるようにするというのが理想です。

後で、必要なリソースを追加でダウンロードする際は、以下の様な仕組みを入れるといいでしょう。

  • ムービー再生やTips表示などの演出をしてユーザを飽きさせない

  • 想定ダウンロード時間を表示する(Wifiなら○分、3Gなら○分等)

  • なるべく詳細な進捗状況を表示し、ダウンロードが進んでいる感を出す(止まってるんじゃ??。。。と思った瞬間離脱します)

  • 端末がサスペンドしないように定期的に画面をタップさせるようにする

  • リソースダウンロードが終わったら、何かアイテムが貰える、ステージがアンロックされるなど、待つモチベーションを作る(ただ、いきなり待ってて!じゃ待っててくれません)

工数かかりますが、これらの工夫は非常に重要です。大抵リソースダウンロードを数分レベルで入れると約4割のユーザが離脱するというデータがあるので工夫して離脱を抑えましょう。

 

アプリも人間も退屈な時間を作らないのが重要ですね。

 

レビューのお願いをする

ユーザがアプリをストアからダウンロードするときにに最も重視する項目は、レビューという調査結果があります。私個人でもそうですね。

レビューの数と★の数がとても重要になります。たくさんレビューが付いていて、かつ★が平均で4つ以上が付いている状態を目指しましょう。

そのためには、アプリを使っていて、ユーザの満足度が最も高まったであろうタイミングで、レビューのお願いする機能を付けておくことをオススメします。

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アプリも人間も評判は重要ですね。

 

いかがだったでしょうか?

どれも基本的なことではありますが、実際に徹底するのは思ったよりも難しいものです。是非このあたりを参考にしてプロモーションを最大化できるアプリを開発していただければと思います。