「美少女Mobage」コミケ出展レポート

みなさんこんにちは。美少女プロジェクトチームのイワサです。

2013年12月に、DeNAとしてはじめてコミックマーケット(C85)に出展しました!今日はその目的と当日のアレコレ、そして効果についてご紹介したいと思います。

その前に、皆さんコミケをご存知ですか?聞いたことはあるけど行ったことはない、そんな方が多いのではないでしょうか。コミックマーケット、通称コミケは年 2回行われる日本最大の同人誌即売会イベントです。日本中、ひいては世界中から漫画やアニメのグッズや同人誌を求めて数多くの人が東京国際展示場(東京 ビッグサイト)に集うイベントで、今回は12/29 – 12/31の3日間で52万人が来場しました。ちなみに2013年のゲームショー来場者数は27万人ですから、いかに大規模かわかるかと思います。

出展の目的

今回DeNAがコミックマーケットに出展した目的は大きく3つあります。

一 つ目は、Mobage内で展開されている「美少女系」ゲームのMobage外認知度向上です。「美少女系」ゲームとは、漫画やアニメ、もしくはオリジナル の女性キャラクターをメインモチーフにしたゲームを指します。例えば「アイドルマスター シンデレラガールズ」は典型例かもしれません。

Mobage には「なのは」「とある」「ToHeart」「ストブラ」等の多数の人気作品のゲームがあります。しかし、Mobageに普段アクセスしないこれらの作品 のファンは、ややもするとこれらのゲームについて気づいていないかもしれません。そういった方々に、改めてMobage内の美少女ゲームを認知していただ く上で、コミケは最高の舞台です。

二つ目の目的は、 Mobage内で美少女ゲームを楽しんでくださっているファンの方々との交流・サービスです。例えば2周年を迎えた「アイドルマスター シンデレラガールズ」等、ファンの方に支えられた長寿作品がMobageには多数あります。これらの作品のファンが喜ぶような書き下ろしイラストやプロ モーションムービーをご提供することで、ファンの方々に楽しんでいただこう!と思いました。

よく言われるようにコミケは「祭り」です。そんな祭りを盛り上 げるため、いろんなプレゼントを実施することで、ゲームへのエンゲージメントを高められるのではないかと考えました。

最後の目的は、「宣言」です。DeNAは過去数年、急速に大きくなり、球団を経営するまでになりましたが、実は全然エスタブリッシュじゃない、丸くなってい ない、チャレンジを恐れない尖った企業なんだ、そして中には俺たちのような萌えが好きで好きで、そんな好きな事を仕事にしちゃってる(だからこそ全力でや れる)ヤツらがいるんだ!という事を身をもって示し、宣言したかったという事です。

クオリティを求めるところはどこまでも求め、ふざけるところは真剣にふ ざける、パートナーの方々ととことん議論し、妥協しないものづくりをする。そういう事を通じて、「DeNAはゲームにも萌えにも真剣だ!」という事を伝え たかった、という思いです。

当日のアレコレ

さて、今回のコミケでは、大きく以下の8つの施策を展開しました。

・13タイトルのメインヒロインをフィーチャーした大型ブースの設営

・ コミケ名物大型紙バッグ「ショッパー」の配布

・カラー44P冊子 『電撃美少女Mobage』の配布

・全13タイトル20種のうち3種がランダムにパックされたブロマイド&カードの配布

・オリジナルも含むプロモーションビデオ10種のブース内大画面での上映

・ 12タイトル12キャラクターのコスプレイヤー合計9名の配置

・ 『美少女Mobage』特設ページ(www.mbga.jp/lp/game/bishojomobage/)の開設

・『美少女Mobage』公式ツイッターアカウント(https://twitter.com/Bisyojo_Mobage)の開設と各種雑誌・オンラインメディアPR実施

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特に『電撃美少女Mobage』および『ブロマイド&カード』は初出展にもかかわらず、物理的に配布可能な限界までの量を配布しました。(配布数累計は3日間の総来場者の1/7が受け取る規模)これらにはゲームへの導線である二次元バーコードが組み込んであり、中でも冊子の二次元バーコードは、吸取り率の高いイスラエルのVisualead社の技術を利用しました。

上記について約3ヶ月、急ピッチで準備と調整を行いました。イラストやムービー素材のご提供を頂いたゲームデベロッパー様及び版元様の多大なご協力を受けながら、編集&デザイン担当のKADOKAWA様と緊密に連携し、冊子やブロマイド&カード、そしてショッパーを寝る間も惜しんで作り・・・そしてあっという間に迎えたのがコミケ当日の12/29です。

・・・その前に、12/28、前日設営日の話を少し。

コミックマーケットは、日本で唯一東京ビッグサイトの東西フロアを全て使います。よって、設営も大規模かつ時間がかかるものです。前日にスタッフ22名、コンパニオン9名と共に会場入りした僕らは、まるで戦場のような設営現場に驚愕しました。

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ひっきりなしに往来するトラックと、大量の荷物(中には抱き枕やらのグッズ)が山積みされた通路、そして様々なキャラクターが(一部お見せできないレベルまで露出された状態で)描かれたブースの中で、大量のスタッフがダンボールを開梱し、紙カバンにアイテムを封入しています。

普段オンラインのサービスを提供している自分からすると、想像を絶するほどの「物量」に圧倒されます。ボランティアで参加したメンバーも合わせて、思わず巨人に対峙した訓練兵団のような気持ちになったわけですが、そこに衣装合わせを終えたコスプレイヤースタッフが現れたことで、スタッフ一同「駆逐してやる!(作業してやる!)」とやる気が復活したことは秘密です。

山のような冊子を前に、結局何時間も作業は続き、たっぷり午後8時まで働きづめで前日設営日は終了しました。これから3日間の「祭り」の準備は全て整いました――――

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12/29。コミックマーケット1日目。朝10時に我々のブースの眼の前の企業エリア入り口のシャッターが開かれると、そこには人、人、人。一番ラッシュの時の山の手線の中身をコピペして張り付けしたような光景が視界の果てまでひたすらに続きます。

10時開始とともにスタッフ全員で拍手し、お客様を迎える中、お客様が地響きを立て各社ブースに文字通り「突っ込んで」きます。準備会スタッフの「走らないでくださーい!」の怒号もむなしく、人の波が企業ブースを蹂躙していきます。しかしそれをぼおっと眺める暇もなく「美少女Mobage」ブースにも多数のお客様がお越しになります。人の波でブース前が隙間なく埋まる中、ノンストップで7時間、冊子やブロマイド&カードを配って配って配りました。

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2日目、3日目もおおよそ同じ流れだったわけですが、若干人出が落ち着いてきたこともあり、お客様の様子がもう少し目に入ってきます。

男性のお客様、女性のお客様、小学生やご高齢の方、様々な方々が美少女Mobageブースを訪れ、冊子やブロマイド&カードを受け取り、うれしそうにその場で冊子を開いて眺めたり。お目当ての作品のプロモームービーの上映までブース前でモニター前で待っていたり。プロモムービーにあわせて歌ったり踊ったり祈ったり?!(本当の話です)普段ゲームの提供者として、数字でしか見えなかった「プレイヤー」や「ファン」を目の当たりにしました。

素朴な発見なのですが、好きなものを前にすると、本当にうれしそうな表情をするものですね、お客様って。

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そして、12月31日午後4時、全ての配布物を配りきり、コミックマーケットC85は幕を閉じました。自然と会場から拍手が沸きます。大きなトラブルもなく、コミケ初出展を成し遂げた瞬間でした。体はヘトヘトでもう一歩も動けないのに、思わずスタッフたちとハイタッチ!素晴らしいスタッフ、コンパニオン、ブース、そしてお客様に恵まれたことに感謝!

効果

さて、今回のコミックマーケット出展はどのような効果があったのでしょうか。

 

いろいろありますが、まずはMobage内外のお客様に、今回プロモーションしたゲームを知っていただき、遊んで頂けた事が最大の効果です。

 

冊子やブロマイド&カード裏の二次元バーコードを通じて、当初の見積もりを圧倒的に超える数のお客様がゲームのインストールをして下さいました。具体的には、新規作品・既存作品ともに、コミケ前比2~3倍の事前登録やインストールを記録しました。

この効果は、直接的にはコミケ会場で配布した冊子やブロマイド&カードのもたらしたものでもありますが、実はコミケを取り扱うニュースメディア・雑誌・個人まとめブログ・その他キュレーションサービス(NAVERまとめ等)に当社ブースや配布物、ゲームが多数取り上げられたことによるものでもあります。普段ならば数千万円払っても得られないメディアカバレッジを、コミックマーケットに出展することで無償で得られたわけです。

・・・また、コミケ出展の準備や調整を通じて、真剣に議論し、過去やったことのないプロモーションを実現する中でパートナー様との絆が強くなり、より深く理解できた事、そしてそれが今後のパートナー様のDelight、ひいてはユーザーの方やファンの方への今後の更なるDelight実現の礎となることも忘れてはいけない効果です。

まとめ

という事で、だらだら書いてしまいましたが、コミックマーケットC85は無事成功いたしました。ご協力いただきました全てのパートナー様と関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

今度は2014年夏コミです!(まだ出展権利の抽選に受かってもいませんが)今回の経験を活かして、更にインパクトのあるものをご提供できるよう、既に美少女プロジェクトチームは動き始めています。是非今後ともご協力と応援のほどよろしくお願いいたします!

ではまた夏コミで会いましょう。

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