協業開発で気を付けたい15のこと

みなさん、はじめまして!技術・編成部のHokamaです。

DeNA内製ゲームタイトルのアウトソース周りを担当しています。

 

最近アニメ版「キャプテン翼」を見る機会があったのですが、全国大会で優勝してブラジルに行くことが翼にとって幸せなのか?…子供の頃と違って翼くん目線では無く、ロベルト本郷目線になっている自分に気づいた今日この頃です。

 

さて今回は「協業開発で気を付けたい15のこと」と題して少し書いてみました。

(サッカーに例えてる部分があります。あしからず。)

 

1.納得した契約を交わすこと

急いでいたとしても契約は最初に締結して、気持ち良く仕事ができる環境を作りましょう。

【入団発表】 サッカーでも、まずは契約ありき。年俸、契約期間、諸条件などなどをお互いに納得したうえで、晴れて入団となるのです!

【入団発表】

サッカーでも、まずは契約ありき。年俸、契約期間、諸条件などなどをお互いに納得したうえで、晴れて入団となるのです!

2.お互いを把握すること

お互いの得意なこと不得意なことを把握して、いろいろな角度から役割や可能性を検討しましょう。

可能であれば電話やメールだけではなく、直接会って話しをしましょう。伝わらなかった内容も会って話すと意外とすんなり伝わることがあります。

【S.G.G.K】 チームメンバーの個性を把握して、最適なポジションについてもらってこそ最高のパフォーマンスが出せるのです。

【S.G.G.K】

チームメンバーの個性を把握して、最適なポジションについてもらってこそ最高のパフォーマンスが出せるのです。

3.同じゴールに向かうこと

「良いものを作りたい」「良いものを世の中に送り出したい」みんなそう思うはずです。協業先も同じプロジェクトのチームメンバーです。全員で同じゴールに向かってベストな結果を出すことに集中しましょう。

【あれがゴール】 同じゴールにみんなで向かって初めて試合ができるのです!

【あれがゴール】

同じゴールにみんなで向かって初めて試合ができるのです!

4.目線を揃えること

協業先と同じ目線を持てていますか?認識にズレはありませんか?文字や言葉だけではなかなか伝わらないものです。「仕様書」や「クオリティサンプル」を渡すときは画像や映像などを使って、できるだけ具体的なイメージを共有することを心掛け、より明確な共通認識を持つようにしましょう。

【目線合わせ】 目指すものが違うとチームワークも乱れます。目指すのは一回戦突破なのか?それとも全国制覇なのか?全員の目線を揃えることはとても重要なのです!

【目線合わせ】

目指すものが違うとチームワークも乱れます。目指すのは一回戦突破なのか?それとも全国制覇なのか?全員の目線を揃えることはとても重要なのです!

5.役割を明確にすること

「協業先がやるだろう」と任せ過ぎになっていませんか?「全部社内でやろう」としてボトルネックになっていませんか?お互い尊重しながら協業先との役割を明確にすることで効率化が図れます。チームワークを意識して全員で協力してプロジェクトを進めましょう。

【フォーメーション】 今のチームに最適なフォーメーションを見つけることが重要なのです!

【フォーメーション】

今のチームに最適なフォーメーションを見つけることが重要なのです!

6.”曖昧さ”を許容すること

先に役割を明確にと言いましたが、ガチガチに役割を固めてもアクシデントは起こるものです。状況に応じてお互いが助け合える関係を作ることを心掛けましょう。

【俺、攻めるよ、守るよ、燃えているよ】 「FWは攻めるだけ」「DFは守るだけ」では試合に勝てません。状況に応じて適切な対処をすることが勝敗を分けるのです!

【俺、攻めるよ、守るよ、燃えているよ】

「FWは攻めるだけ」「DFは守るだけ」では試合に勝てません。状況に応じて適切な対処をすることが勝敗を分けるのです!

7.初動を大切にすること

最初はお互い慣れていないので、ミスコミュニケーションが起こりやすいです。お互い慣れるまで密なやり取りを心掛けましょう。食事や飲みに行くなどして親交を深めるのも良いです。相手の言うことが予想できるくらい慣れてくれば、その後が楽になるはずです。

【緊張のキックオフ】 キックオフ直後の失点は試合の流れを大きく決めます。みんな緊張して様子をみている大事な時間です。何度もパスを出してみんなでボールに触れましょう。そして早く試合に慣れるのです!

【緊張のキックオフ】

キックオフ直後の失点は試合の流れを大きく決めます。みんな緊張して様子をみている大事な時間です。何度もパスを出してみんなでボールに触れましょう。そして早く試合に慣れるのです!

8.リテイクは3回以内を心掛けること

同じ工程でのテイクが3回を越えてくると指示に問題がある場合が多いです。協業先へ明確に指示を出せているか? 出せているつもりになっていないか? 前回と矛盾した内容になっていないか? 今までのやり取りをいちど見返してみましょう。

【カードの枚数に注意】 カードが多い試合は見ていても面白くありません。イエローカードは2枚で退場。レッドカードは一発で退場なのです!

【カードの枚数に注意】

カードが多い試合は見ていても面白くありません。イエローカードは2枚で退場。レッドカードは一発で退場なのです!

9.チェックポイントを作ること

途中に区切りがあれば、そこを目指してガッツも出ます。成果にズレがあったとしても最後に全てを修正するよりは途中で少しづつ修正するほうが楽です。適度にチェックポイントを設けて、全員のモチベーションを保ちましょう。

【ガッツだぜ】 前半終了間際。モチベーションの高いメンバーのガッツに救われることがあるかもしれません!?

【ガッツだぜ】

前半終了間際。モチベーションの高いメンバーのガッツに救われることがあるかもしれません!?

10.予定と進捗にズレがあれば見直すこと

スケジュールを無理に進めても無意味なものになってしまいます。当初予定した状態と進捗にズレがでてきたら、優先するものを決めてスケジュールの最適化を図りましょう。

【戦術の変更】 当初の戦術が上手くいかないこともあります。そんなときは無理に続けるのではなく、戦術を見直すことで新たなチャンスを作るのです!

【戦術の変更】

当初の戦術が上手くいかないこともあります。そんなときは無理に続けるのではなく、戦術を見直すことで新たなチャンスを作るのです!

11.情報共有を徹底すること

例えば「仕様が変わる」「やることが増える」「納期が延びる」など、当初の予定から何か見直す場合は、その経緯や意図をチーム全体へ時間をかけてきちんと伝えるようにしましょう。

【変更したことの説明】 どんなに良い戦術でも、チームメンバーに目的や意図が伝わっていないと良い結果は出せません。全員が理解してこそ良い結果に繋がるのです!

【変更したことの説明】

どんなに良い戦術でも、チームメンバーに目的や意図が伝わっていないと良い結果は出せません。全員が理解してこそ良い結果に繋がるのです!

12.当事者意識を高めること

協業先に当事者意識を持ってもらうことは非常に重要です。「提案してもらう」「一緒に考る」「委任する」など、コミットメントを高め協力しながらゴールを目指しましょう。

【当事者意識No.1】 俺が絶対ゴールを決める!強い意思をもった見方ほど心強いものはありません!

【当事者意識No.1】

俺が絶対ゴールを決める!強い意思をもった見方ほど心強いものはありません!

13.アクシデントは必ずあるものとして認識すること

提出が遅れる。フィードバックが遅れる。担当者が病気になる。他社が似たものを発売した…etc。アクシデントは必ず起こるものです。情報共有の徹底や余裕のあるスケジューリングなど、いつでも対処できるようアクシデントに備えましょう。

【エースの体調不良】 仲間のケガや体調不良は試合の勝敗を大きく分けます。交代選手の準備など”もしも”に十分備えましょう!

【エースの体調不良】

仲間のケガや体調不良は試合の勝敗を大きく分けます。交代選手の準備など”もしも”に十分備えましょう!

14.臨機応変に対処すること

どんなに綿密なスケジュール立てたとしても内容も状況も日々変わるものです。変わることを前提にして、そのときどれだけ素早く適切に対処できるかが重要なのです。困ったときに気軽に相談できるように協業先との良い関係作りを日々心掛けましょう。

【そして勝利】 エースがいなくても勝てるチームにならなくてはいけません。助け合い、チーム一丸となって勝利を掴むのです!

【そして勝利】

エースがいなくても勝てるチームにならなくてはいけません。助け合い、チーム一丸となって勝利を掴むのです!

15.同じゴールに向かうこと(2回目)

最初は全員が同じゴールに向かっていたのに、プロジェクトが進むと段々とズレてくることがあります。また、うまくいかないときほど周りのせいにしがちですが、一方的にどちらかが悪いという事はほとんどありませんし、そこにこだわっても何も解決しません。もう一度、全員で同じゴールに向かい、ベストな結果を出すことに集中しましょう。

【もう一度、あれがゴール】 試合で目指すゴールは最初から最後までみんな一緒なのです!

【もう一度、あれがゴール】

試合で目指すゴールは最初から最後までみんな一緒なのです!

最後に

 

開発前に全て予測するなんて難しいですよね。協業開発となれば、さらに難しくなると思います。開発を成功させるには「ピンチになっても助けあえるチームを協業先と作れるかどうか」簡単なことではありませんが、それにつきるのかもしれません。

 

以上、協業開発するさいに少しでも参考になれば幸いです!